FeliCaとは?

出典・引用: NFC開発支援サイト NFC Developers'より抜粋

    FeliCa(フェリカ)は近接型の無線通信技術(13.56MHz)の1つで、ソニー社が開発した技術方式である。この名称は、英語で「至福」を意味する "Felicity" と "Card"(カード)を組み合わせてつくられたソニーの登録商標である。
    【FeliCaの主な特徴】
    • 処理速度の速さ(チップ内の高速処理)
    • 大容量メモリ・記憶容量
    • 高いセキュリティ性能
     上記の特徴から、主に人口密度が高いアジア圏で特に決済などの用途で普及しており、1997年9月に香港で初めて採用。その後、2001年 11月に日本でICカード乗車券「Suica」、2002年4月にシンガポールなどで採用された。2004年7月には日本でFeliCa搭載携帯電話が発売された。その後も日本を中心として交通機関や電子マネー決済等で利用され、累計出荷数が1億個達成からわずか約1年半後、2007年3月には累計出荷数が2億個を達成したとソニーは発表した。
    【FeliCaの標準規格化の背景】
     ICカードは、プラスチックカードにICチップを内蔵し情報を記録・処理、複雑な暗号処理や多様な機能の搭載が可能である。また変造や解析が難しくセキュリティ機能に優れている。
     非接触ICカードとリーダ・ライタ間で無線通信を行う規格は、その通信距離によって次の4種類に分類される。
    • 「密着型」 ⇒通信距離が3mm以下
    • 「近接型」 ⇒「カードをかざす」など人間の認証動作によって通信する比較的短い距離(通信距離が10cm以下)
    • 「近傍型」 ⇒通信距離が70cm以下 
    • 「遠隔型」 ⇒通信距離が数m 物流や製品識別等に利用
     この近接型は国際規格ISO/IEC 14443「Type A」「Type B」に分類される。 Type AカードはオランダのNXPセミコンダクターズ(旧フィリップス)が開発したMifareが欧州を中心として普及している。一方、Type Bカードはモトローラが開発し主に米国で普及している。  ソニーは、自社の独自規格であったFeliCaを国際標準ISO/IEC 14443「typeC」に提案したが不採用となった。しかし、2003年12月FeliCaとMifareの上位通信方式NFC(Near Field Communication)がISO/IEC 18092(NFC IP1)として国際標準規格に制定され、FeliCaはこのISO18092のパッシブ通信モードの標準通信規格となった。日本国内では今まで多くの非接触ICカードがこのFeliCaを利用した運用を行っているが、NFCの国際規格化・標準化に伴い、Mifareなどの製品も利用し始められている。

     オレンジタグスでは、 FeliCa(フェリカ)カード FeliCa(フェリカ)シール を安価に提供している。
     また、FeliCa対応の NFC開発スタートキット や簡単APIの Orange Easy APIなども提供している。 ExcelやAccess、各種言語で開発が可能で容易なことから多くの企業が導入( 導入事例・実績紹介)をしている。

出典・引用:NFC開発支援サイト NFC Developers'


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